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熊本市北区(北部地区)にある内科・循環器内科・小児科の無床診療所です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.096-341-1325

〒861-8068  熊本市北区清水万石4-1-5

院内設備facilities

超音波診断装置

超音波診断装置

3本同時プローブを同時接続の高機能超音波診断装置です。心臓超音波、腹部超音波、頸部超音波の検査が可能です。カラードップラーはもとより、パルスドップラー(PW)、連続波ドップラー(CW)測定機能もあり、心臓関係では僧帽弁流入波形パターンによる心臓拡張能の測定や、弁狭窄での圧較差の測定による重症度判定・手術適応の可否判定など高度な診断も可能です。


ホルター心電計

世界最小、最軽量のホルター心電計

当院では、Kenz(スズケン)のホルター心電計:pico 303を使用しています。世界最小・最軽量のホルター心電計です。今までのホルター心電計では、首からペンダントのようにぶら下げるタイプが多く、「わずらわしい」感じがありました。このホルター心電計は、器械本体を電極ごと前胸部に貼り付け乗せるタイプです(左図)。そのため、首周りの違和感なし、装着しているのを忘れてしまうほどです。
なお、当院では解析装置を院内に設置していますので、ホルター心電計を外したあと、速やかに解析できます(最速15分程度)。緊急例:ペースメーカーが必須のハイリスク洞不全症候・完全房室ブロック、緊急処置が必要な(非持続性)心室細動・心室頻拍などをすみやかに診断することもできます。

自動血球計測装置

機器写真

貧血の有無、血小板減少の有無、そして白血球の増加・減少の有無を5分程度で測定できます。「急性虫垂炎など緊急手術が必要な病気かどうか」、「貧血があるかどうか」、「皮下出血があるが血小板が減少していないか」、「発熱している感染症だが、抗生物質が有効な細菌感染症か、それとも抗生物質が無効なウイルス感染症か」などの診断が数分で行えます。
当院には入院施設がありませんが、高度医療機関へ入院すべきかどうかを、この装置により的確、正確、そして速やかに判断できます。

CRP・HbA1c(CRP・HbA1c)測定装置

機器写真上記の自動血球計装置と同じく、CRP=体内の炎症反応の有無・程度を迅速に測定する装置です。白血球の増加程度だけでは、体内のダメージがはっきりしない場合に威力を発揮します。CRP値は最大20 mg /dLまで。結果が出るまで4分間と短時間。治療方針の決定に非常に有用です。
○同時にHbA1c(糖尿病の程度)を測定できます。通常の診療所では外注検査なので結果判明まで1日かかるところを3分間で判定可能となります。特に初診の方やインスリン量を外来診察時に調節・変更したい方には有効です。

24時間血圧計(ホルター自動連続血圧計)

機器写真

当院でこの器械を上腕に装着して帰宅します。この血圧計は24~48時間の血圧を30分~1時間おきに自動測定しメモリー保存。それを解析することで、1日~2日にわたる血圧と脈拍数をグラフ化。厳格な血圧管理をすることができます。降圧剤を変更したときの効果判定にも有効です。
血圧測定は体動に強く信頼性の高いコロトコフ法とオシロメトリック法のダブル計測。血圧カフのまき直しが簡単で、自宅での使用中に一時的に血圧計をはずすこともできます(=お風呂にも入れます)。血圧の変動が心配な方は、装着してみることも有意義でしょう。

12誘導心電計(心室遅延電位(VLP)測定機能付き)

機器写真

当院では、パソコンベースの12誘導心電計を使用しています。12誘導波形を印刷するとともに、ハードディスクに波形を保存します。現在と数年前の波形の比較も簡単にできます。
また、同装置で心室遅延電位(VLP)を測定することもできます。心臓に持病のある方でVLPを測定すると、「心臓突然死」のリスクを検出できる(リスク推定ができる)と言われています。完全無欠の測定法ではありませんが、各種の心臓病をお持ちの方での測定は有意義と思います。



上部消化管内視鏡(経鼻スコープ使用)

機器写真

経鼻(局所麻酔を行ってからの)上部消化管内視鏡システムを装備しています。経鼻からの内視鏡なら静脈麻酔(セルシン、ホリゾン、ドルミカムなど)を使用せずにすみますので、検査直後のふらつきや眠気が出ません。そのため検査後にすみやかに帰宅することができます。また、内視鏡実施時に意識があるので、自分の目で自身の消化管の内部を画面で見ることができますし、医師とお話をすることもできます。経口(口からの)内視鏡と比べ、ノドの刺激が少ないので、検査時に強い吐き気が出ないこともメリットです。
検査前の鼻まわりの麻酔に少し時間がかかりますが、体に負担の少ない上部消化管検査(胃カメラ)です。

その他

AED(自動体外除細動器:致死的不整脈を停止させる電気ショック機器)、PT-INR迅速測定装置(院内で5分間でワーファリンの至適容量を決定できます)、温熱療法機器などがあります。保険診療はダイナミクスという電子カルテを使用(+紙カルテ併用)でデータ管理をデジタル化して行っています。
なお、当院は院内処方(窓口での薬のお渡し)ですので、お薬をお渡しの場合でも診察後のご帰宅が短時間となります。


Shimizu Mangoku Clinic清水まんごくクリニック

〒861-8068
熊本市北区清水万石4ー1-5
TEL 096-341-1325